倉敷教会で過ごす静かな朝/岡山倉敷ゲストハウス有鄰庵

2015.03.11(水) 19:50


倉敷の鶴形商店街の東のはずれに、ひときわ目を引きながら、だけど不思議なほど倉敷の街に馴染んで立っている、レトロな西洋風の建物。

これは、西村伊作により1923(大正12)年に建てられた倉敷教会で、国の登録有形文化財にも指定されています。

この倉敷教会の歴史はとっても古く、長い月日をこの街と共に重ねてきました。
1878(明治11)年に初めて倉敷にキリスト教が伝えられてから約30年の時を経て、大原孫三郎らの働きによって、1906(明治39)年に最初の倉敷教会は建てられました。

当時は大原美術館の近くにあったこの教会が移転され、今から90年ほど前に完成されたものが現在の倉敷教会です。
それ以来ずっと、この街の多くの人々に寄り添い続けてきたのです。

その印象的な外観と空気に少し圧倒されながら、礼拝堂へとつながる石造りのスロープを進み、礼拝堂の中へ。
……というシュミレーションをしていたのですが、残念ながら門が閉まっていたので、隣の建物のエレベーターで上がって、渡り廊下から礼拝堂の中へ。

慣れない教会訪問にドキドキしながら礼拝堂のドアを開けたのですが、中に入ると厳粛さの中にも懐かしさや温かさがあり、とても落ち着く空間でした。

女性がパイプオルガンで賛美歌演奏の練習をされていたので、心地よい音色を聴きながら、しばし喧騒を離れてゆったりとした時間を過ごしました。
―わたしたちの日常には、「騒がしさ」が溢れています。それは、自分のことだけに翻弄される姿でもあります。

しかし、……ローソクの灯火のように神の到来は静かにやってくる。
むしろ、心を整えたときにこそ、この世に満ちる神の言葉を聞くことができるのです。

……教会は、それまでの日常を一度中断して、心を整える時間を大切にしています。―

これは、倉敷教会が毎週日曜日に教会で行われる礼拝について紹介しているメッセージの一部を抜粋したものです。

今日は日曜日ではなかったので礼拝はお休みでしたが、礼拝堂の中で過ごすだけでも、心を落ち着かせて自分自身と対話をする、とても大切な時間を受け取れたような気がしています。

この教会には1階にカフェがあるのですが、11時にオープンということで、残念ながら今朝は断念。
また次回、教会に立ち寄った際にはぜひ行ってみようと思います。

心の洗われる素敵な朝を過ごすことができて、なんだか今日はよい1日が始まる予感。




ご予約はこちら TOPにもどる